「お庭をもっと高級感のある空間にしたいけど、どこから手をつければいいのかわからない」と悩んでいませんか?
お庭で贅沢なひとときを過ごすには、リビングとお庭をつなげて楽しむアウトドアリビングがぴったりです。
屋内と屋外の境界をなくし、開放感のある空間を作ることで、マイホームを余すことなく最大限に活用できるようになります。
そして、アウトドアリビングを始めるときは「床」にこだわるのがおすすめです。
暮らす人の満足度は、床の質感や見栄えによって大きな差が生まれるでしょう。
この記事では、
・高級な印象を与えるおすすめウッドデッキ3選
を紹介します。
快適で高級感あふれるアウトドアリビング作りの参考にしてください。
高級感、ホテルライクなアウトドアリビングは床の仕上げから
多くの人が「アウトドアリビング」を始めるときに、バーベキューコンロやイスなどのアイテムについ目が行きがちです。
しかし、人は体に触れる時間が長いものに満足感を感じやすいと考えると、まず取り組むべきは「床」にこだわることです。
高級ホテルで時間を過ごすとき、壁紙や照明なども大切ですが、まずふかふかの絨毯の質感にラグジュアリーさを感じる人も多いのではないでしょうか?
床面積が広ければ広いほど、いっそう視覚的な満足感を得られやすく、こだわり甲斐のある部分といえます。
それではさっそく、上質でホテルライクなアウトドアリビングを叶えてくれる、上質で高級なウッドデッキを3つ紹介します。
繊細な質感が魅力 LIXIL社「デッキDS」
LIXIL社の「デッキDS」は、天然木の王様と言われるウリンに近い質感と色合いのあるヴィンテージウッドデッキです。
通常の人工木ウッドデッキは1回研磨仕上げに対して、「デッキDS」は2回の研磨を通じて天然木の風合いを演出。
人工木材のため、湿気による腐食や、シロアリ被害の心配がありません。また木のトゲで子どもがケガをする心配がないのも人工木材のメリットです。
夏場にビニールプールを設置した場合も、水はけがよいためカビが生えにくいのは嬉しいポイントですね。
繊細な質感ながらもお手入れは簡単で、土汚れは水洗いで対応でき、表面の傷はナイロンの不織布で補修できます。
ビスや連結部が見えないよう、細部まで工夫が施された美しいデザイン設計なのも魅力です。
テラス屋根と組み合わせると、さらに高級感のあるラグジュアリーな空間になり、直射日光も避けられて快適に過ごせます。
「デッキDS」の床板は木粉と樹脂素材でできており、火気に弱いためデッキ上ではバーベキューコンロなどの使用は控えましょう。
コンロをウッドデッキのない場所に設置すれば、焦げ付きなどで床板を傷つける心配がありません。
クールで洗練された仕上がり 三協アルミ社「ラステラ」
三協アルミ社の「ラステラ」は、木粉とポリエチレン樹脂を合わせた素材を使用し、タイルと人工木の間をとったような新感覚のデッキです。
浮遊感のある優雅な仕上がりは、モダンな住宅に合うようにデザイン設計されています。
マーブル調の床板は大理石をイメージし、表面はツルツルしていて高級感があります。
あえて木の質感や温かみを出さず、クールで洗練された独特の仕上がりが魅力的です。
さらに、床板を迫力のあるワイド幅にすることで、ゆったりとした優雅な空間を演出します。
注意点としては、樹脂素材は火の粉に弱いため、デッキ上にはバーベキューコンロを設置しないようにしてください。
美しく傷つきにくく高級感がある LIXIL社「タイルデッキ」
え?タイルデッキ?なの?と思った方、正解です。
最後にご紹介するのは、LIXIL社のタイルデッキです。
ですが、タイルなのにウッドデッキのように設置できて、木目調タイルも選べる特徴的な商品です。
LIXIL社 の「タイルデッキ」は、シンプル設計&簡単施工で、後付けも可能な新構造が特徴です。
構造はウッドデッキと同じで、デザインも木目調を意識した仕上がりになっています。
シックで上品なデザインと、600角の大判タイルが開放的で高級感のある空間を演出します。
掃き出し窓に合わせて、ギリギリの高さにタイルを設置できるので、段差のストレスを感じにくい設計です。
床下換気口がある住宅の場合も、閉じずに取り付けられます。
タイルの厚みは20mmあり、丈夫さもポイント。デッキの上で過ごすときも安心感があるので満足度はアップするでしょう。
雨でもすべりにくい素材を使用しているため、床が濡れているときの転倒リスクも軽減できます。
また、タイルは耐摩耗性に優れていて傷つきにくく、見た目の美しさも長く保てます。
ウッドデッキのようにも見えるけど、木目調の雰囲気を演出しながらタイルの超耐久性を兼ね備えた高性能商品です。
高級ウッドデッキで毎日過ごしたくなる贅沢な空間へ
今回は、ウッドデッキの中でも、より高級感を演出できる3つに厳選して紹介しました。
アウトドアリビングの空間作りは、壁よりも床にこだわることで失敗しにくくなります。
屋外で朝食をとったり、読書をしたりと、つい長く時間を過ごしたくなる素敵な空間になるでしょう。
ただしウッドデッキは天然木か人工木かにかかわらず、デッキ上で火の使用はできません。
バーベキューを楽しみたい方は、デッキ上でのコンロの使用は避けるか、「タイルデッキ」を選択しましょう。
高級感あふれる上質なウッドデッキを見つけて、快適な暮らしを手に入れてくださいね。