モルタル造形ってなに?モルタルは、セメントとコンクリートと何が違うの?
外構でもよくきくモルタル造形ってなに?そんな疑問にお応えします。
「どうしてもモルタルをつかうの?」
「他の素材ではダメなの?」
モルタル造形は、ディズニーランドの園内やホテルなどのリゾート施設でもよく利用されている素材です。
着色することで本物のようにリアルで、石材ならではの重厚感と耐久性が偉る非常に外構と相性の良い工法です。
職人さんの技量に左右されることもあるので、自身を持っておすすめできる業者さんは少ないです。
ですが、そんな疑問やご要望にモルタル造形のプロ、グランテラス・デザインがお応えします!
そもそもモルタル造形に使われる「モルタル」ってなに?
一般的にモルタルは、「セメント」と「水」と「砂」を混ぜ合わせて作ったものを「モルタル」と呼びます
少し科学的に説明すると、モルタルに混ぜるセメントは、珪酸三カルシウムなどのカルシウムの主成分で、カルシウムが水と反応して固まります。
その混ぜ合わさった状態のもの、また固まったものをモルタルと読んでいます。
固まるときにデザイン性を持たせて固めるのが「モルタル造形」です。
そして、モルタルに砂利(小石)が加わると、駐車場の土間などで知られている「コンクリート」になります。
混ぜているときや、固まったときの見え方は、正直、コンクリートとほぼ変わりません。
ですが、「モルタル」と「コンクリート」では、似ているののですが、強度面や扱い安さなどの性質が少し違いがあります。
「セメント」「モルタル」「コンクリート」身近なもので例えると
専門的で、わかりにくいのでもう少し身近なもので例えると…セメントが「でんぷん」で、モルタルが「糊」に例えることができます。
まさに、モルタルはコンクリートの接着剤と呼ばれ、ブロック塀を作るときにブロック同士をくっつけたり、タイルを壁に貼るときに使われます。
だから、モルタルは「糊」なんですね。
でも、糊だけでは、高さのあるものや大きなモノは作るのは難しいですよね?
そこで、「砂利」という骨組み入れて、入れて強度を出して固めた糊をコンクリートと呼びます。
さらにさらに、鉄橋や建物・ビルなどの高さも強度が必要な場合、鉄筋を中にいれることでより高い強度を出すことができます。
よく聞く鉄筋コンクリート造と呼ばれる構造物です。
こういった科学の組み合わせで、私達の生活する建物などが作られています。
なぜ、わざわざ、造形してまで作る必要があるのか?
なぜ、わざわざ、造形してまで作る必要があるのか?
屋外に設置する商品は、そのお庭の間取りや方角によってさまざまです。
既製品ではないサイズ、質感、色などうまくマッチすれば、そちらのほうが良いです。
でも、デザインにこだわったり、質感にこだわると、なかなか希望通りのものが見つからないことも多いです。
輸入するコストまでを考えると、作ったほうが安いケースもあります。
造形はなぜ、モルタルを使うのか?
モルタルは、紙ねんどのように形を作りやすく、また強度がある素材だからです。
モルタルは、珪酸三カルシウムなどでできているため石材と同じ無機質の物質になります。
いわば、ガラス・タイルと同じ仲間で、直射日光や雨によって劣化が進まない性質があります。
逆に、有機物である木材や樹脂などは長い年月が建てば少しづつでも変化します。
だから、直射日光や雨風が直接あたる屋外では「モルタル」という素材が非常に有利です。
しかも、モルタル自体は、非常に安価な素材
モルタル造形をするもう一つのメリットしては、素材が非常に手に入りやすく、安価であることです。
セメント・砂は、ホームセンターの屋外売り場でも販売されています。
水は、水道から手に入れられますよね。
モルタル造形で使うモルタルは、プロ用のもので少し高価なモルタルを使いますが、本物のタイルや天然石に比べると安価です。
また天然石を高く、塀のように積み上げることが難しいため、モルタル造形に利点があります。
日常から手に入れやすく、購入の手間が少ないこともモルタル造形がやりやすいポイントです。
言ってしまえば、「ねんど」とおなじ、自由な形を作れる
逆に、何でも作れてしまうので、デザイナーさんと職人さんがしっかりと連携できないといけません。
モルタル造形の経験豊富なデザイナーさんと職人さんで工事してもらわないとなかなか上質な空間には仕上がりにくいです。
ぜひ、モルタル造形を作って欲しい、興味がある!という方は、現物もしくは施工例を必ず確認してください。
工業製品のように全く同じものはなく、すべて伝統工芸品のように職人技です。
経験豊富な職人さんにお任せいただきたく、ぜひ、実績の確認は行って頂きたいです。
そんな疑問にモルタル造形のプロ、グランテラス・デザインがお応えします!
モルタル造形が得意なグランテラス・デザインにお任せください。
形を作りやすく、高い強度を誇る素材である
モルタルは経年変化にも耐えられ、屋外に適している
テラスデザインには使わない手はありません。
希望に沿った化粧塀や、ベンチの造作・テーブルの造作までお任せください。
屋外で使うものであれば、造形で化粧できないものはありません。
ご相談だけでも、ぜひお声掛けいただけると幸いです。