子どもはもちろん、大人も楽しいみんなから人気のバーベキューを自宅のくつろぎ空間で楽しめたらいいですよね。
アウトドアが趣味の方でも、出かけるたびにコンロをセットしたり、洗い物をしたり、片付けたり…移動や準備も多くて大変なはずです。
せっかくお庭があるなら、アウトドアリビング空間をつくり、お家でバーベキューを満喫できるようにしましょう。
そこで、本記事では、
・アウトドアリビングでバーベキューを楽しむポイントと注意点
を紹介します。
アウトドアリビングの空間作りを工夫すると、自宅がいつも気軽にバーベキューを楽しめる場所になります。気をつけるべきポイントともに、参考にしてくださいね。
バーベーキューを計画する前に一番気にしないといけないのは、隣人関係!
バーベキューをするなら、まず隣人関係を気にした方が良いです。
炭火は、ニオイの問題があるので、お隣さんにあらかじめ了承を得ておきましょう。
お隣さんも普段からバーベキューをする方なら問題ないですが、一方的にニオイを出してしまうと、良い顔はしないはず。
友人を招いたときの話し声にも注意しましょう。
つい外に出ると、開放的な気分になり、うるさくなりがちなので、騒音や反射音への対策が欠かせません。
また、火を扱うことになるので、床や天井も火に強い素材を選ぶ必要があります。
炭火のニオイは、洗濯物につくので隣人さんへの配慮が必要
「食べるのは好きだけど、炭火のニオイが苦手」な方もいるため、配慮が必要です。
炭火のニオイはしつこく残るものなので、燃焼効率の良いバーベキュースタンドや集煙機があると便利です。
せっかくバーベキューができるコンロを備えても、ニオイを嫌がるお隣さんからクレームがきたら台無し。
お隣さんとの関係が希薄な場合はもちろんのこと「親しき仲にも礼儀あり」で、ちゃんと配慮しましょう。
周辺にお家がない・風でニオイが流れない場所であれば問題ありませんが、煙の行方が気になる場合は注意です。
楽しいバーベキューでは、話し声にもご注意を!
バーベキューの空間で、おいしい料理を楽しんでいると、ついつい話し声のボリュームも大きくなりがち。
気持ちは分かりますが、屋外の場合は周囲に声が響くので、うるさく感じます。
とくに夕方から夜は、声がよく通りますし、周りの方も「ゆっくり休みたいのに…」と思っているはずですね。
プライベート感を出すため、目隠しフェンスや植栽をするのも有用ですが、防音・防火・防水を考えると、ブロック塀を置く程度がおすすめ。
値段もそこまで高くないので、モルタル造形でアウトドアリビング感を出しながら造作するのが良いです。
モルタル造形については、次の記事で詳しく解説しています。
アウトドアリビングでバーベキューするときの注意点
外構設計だけでは使いづらい
バーベキューをするときは、外構設計をするだけでなく、
- どこで火起こしするのか?
- どこにどういう形で、みんなが着席して楽しむのか?
上記2点を考慮した使い勝手の良い、メンテナンスがしやすい計画が欠かせません。
普段バーベキューをしない人やあまり得意でない人が設計すると、使い勝手の悪いものができてしまうので、精査が必要です。
バーベキューをするなら、油対策が不可欠
バーベキューをすると、どうしても油が飛びやすく、汚れがつきやすいので、床はタイル仕上げがおすすめです。
ウッドデッキ(木製製品)は油が染み込みますし、モルタルは油染みができて取れません。
気にしない方であれば良いですが、基本的に火起こしする周辺は、床をタイル仕上げにするのが良いです。
後片付けや灰の舞い上がりへの対策も抜かりなく
家のお庭なので、次の3つは欠かせません。
- 万が一の消火活動
- 消し炭の処置
- ゴミの掃除(ガーデンシンク)
また、灰の舞い上がりを防止するためには、風よけや目隠しも必須です。
アルミや植栽の目隠しフェンスでも良いですが、風よけにはならないので、ブロック塀がおすすめですね。
火の粉が舞うから屋根は禁物
火の粉への配慮も必要です。
火起こしする部分には屋根はつけられません。
ポリカーボネートや布のシェードをつけてしまうと、穴が空いたり、溶けてしまったりするので避けるべきです。
アルミ素材にするか、スチールや鉄製・金属製にするなどの配慮が求められます。
火起こしする部分だけを屋根なしにするのも良い方法です。
これぞ、お庭の夢!アウトドアリビングで毎日バーベキュー三昧!
お出かけして、コンロセットして、洗って、片付けて。帰りの運転はもうヘトヘトになるかもしれません。
いくら楽しいと分かっていても、毎回これだけの手間がかかるのは、なかなか大変ですよね。
出先とは違い、炊事場や収納場所をすぐの場所にしておけば、お片付けも楽になります。
家のお庭なので、
- すぐに風呂も入れる
- お酒も安く飲める
- いざとなれば、すぐに寝れる
こんなこともできてしまうので、まさにお庭の夢!
アウトドアリビングで毎日大好きなバーベキュー三昧が実現できます!
ただ配慮すべきこともあるので、忘れないようにしましょう。
アウトドアリビングでバーベキューするための注意点
外構デザインが得意な業者さんにバーベキューをするお庭のプランを頼むのは得策ではありません。
プランナーさん自身もアウトドアが趣味という方であれば、色んな苦労もわかってくれるはず。
生活(活動)導線がスムーズなプランを作るためには、アウトドアリビング・バーベキューに精通したプロに相談しましょう。
グランテラス・デザインは、外構・お庭周りのデザインが得意で、アウトドアリビングを手掛けた実績も豊富です。
お客様のご要望に寄り添いながら、理想的なデザインを実現します。
アウトドアリビングを作り、バーベキューを楽しみたい方は、紹介したポイントを意識してみてくださいね。