近年のアウトドアブームやおうち時間の増加に伴い、気軽に屋外空間を楽しめるアウトドアリビングが注目を集めています。
お庭があれば、セカンドリビングとして「自由にくつろげる空間を作りたい」と考える人も多いはず。
そこでこの記事では、
グランテラス・デザインが描くアウトドアリビングの紹介に加えて、それを支えるポイントを
- 香り
- 光と影
- 居心地の良さ
の3つに分けて解説します。
アウトドアリビングで、家族一人ひとりが満足できる空間を演出するため、ぜひ参考にしてください。
一般的な「アウトドアリビング」の意味とは?
アウトドアリビングとは「屋内スペースの延長として、お庭をリビングのように利用できる空間」のような意味で表されます。
活用方法にこだわらず、家族が自由にくつろげるセカンドリビングとすることで、広々とした生活空間を生み出します。
例えば、
- リビングルーム
- 食事スペース
- 子どもやペットの遊び場
- バーベキュースペース
など、おうち時間をみんなで過ごしたい家族にとって、アウトドア気分を楽しめる空間になるでしょう。
あらかじめ用途を限定せず、自由に暮らしをデザインできるのがアウトドアリビングの魅力ですね。
アウトドアリビングの定義はあなた次第
実は、アウトドアリビングに厳密な定義はありません。
アウトドアリビングの目的は、自由にくつろげる快適な空間を確保し、生活を彩ること。
- どのように活用するか
- どんな空間にすると快適に感じるのか
この問いに対する答えは、実際に生活する家族一人ひとりによって変わるはずです。
つまり生活する人が満足できれば、それこそが最高のアウトドアリビングだと言えるのです。
グランテラス・デザインが描く最高のアウトドアリビングとは?
燃えさかる火を眺めながら、非日常を味わい「キャンプファイヤー」を思い浮かべてください。
日本古来の雰囲気で表現すると「囲炉裏を家族で囲む」が、グランテラス・デザインの描く最高のアウトドアリビングです。
古くは日本の家のどこにでもあった囲炉裏は、風情ある雰囲気が再評価されて近年取り入れる実例が増えています。
和風住宅で、囲炉裏が中心の住空間を作ると、家族一同が集まる温かみのある空間になります。
エクステリアのようにプライバシー保護や防犯を考慮する空間とは趣が異なり、住む人のウェルネス(※)につながる空間を私たちは最高のアウトドアリビングと考えているのです。
※心から生き生きと輝く状態
そんなアウトドアリビングを支える、3つのポイントを紹介します。
<1>「香り」を楽しめるお庭
家族や友人を招く際、リビングにみんなが集まると少し窮屈に感じるかもしれません。
アウトドアリビングがあれば、大人数が集まっても広々と空間を活用できます。
開放感のあるアウトドアリビングでのバーベキューは、肉や野菜の香りが周囲を包み込み、料理もいつも以上に美味しく感じられるでしょう。
いつもの食卓に並ぶ料理も、香りを楽しめるお庭として特別なものに感じられるはずです。
<2>「光と影」がときめくお庭
壁を作る際は、光を反射させるイメージを持ちましょう。
白い壁には膨張効果があるので、昼間は日光で反射させ、夜は照明を当てると、広いお庭が演出できます。
また屋根を作ると閉鎖空間になり、圧迫感が生まれがち。
どうしても日よけ、雨よけがほしいのならオーニングやシェードのような可動式の布で覆って、影を作るのがおすすめ。
光や影が際立つお庭として、魅せる空間にできます。
<3> みんなが過ごせる「居心地の良さ」
洋風ならファイヤーピットが囲炉裏のイメージにぴったりですね。
- 家族や友人と炎を囲んでアウトドア感覚を満喫する
- ソファーやテーブルを配置して炎を見つめながら優雅な一時を過ごす
こんな使い方ができれば、居心地の良さが感じられるぜいたくな時間をみんなで共有できます。
また、周りからの視線をさえぎる壁を作り、収納機能を兼ねたベンチを置きましょう。
家から庭を眺めるのではなく、庭から家を眺めるベンチがあると空間の広さや居心地の良さを体感できるはずです。
グランテラス・デザインの理想を支えるポイント3選
以上が、グランテラス・デザインが考えるアウトドアリビングです。
そして、それを支えるポイントが
- 香り
- 光と影
- 居心地の良さ
以上の3つです。
この考えをもとに「この場所で過ごしたい」「ここにいれば、心が安らぐ」と実感できる空間こそ、最高のアウトドアリビングです。
お庭をお持ちの方や、これからマイホームを持つ予定の方も、この記事で紹介したポイントを意識して、アウトドアリビングでの空間作りを考えてみてください。